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2026-07-26

京都府教育委員会より、今年度からの公立高校入試の変更点が少しずつ公開されています。
この夏に京都府教育委員会より概ね確定した情報が出るようですが、ここまで出揃っている内容をブレーン高の原校がわかりやすくまとめました!
現行制度では「前期選抜」「中期選抜」を中心とし、特色のある学科は主に前期選抜、それ以外のほとんどの普通科は定員の3割を前期選抜で、残りの7割を中期選抜で埋める、といった形でしたが、
①今までの前期選抜・中期選抜が1本化され2月中~下旬に試験を実施(新制度の前期選抜)
②新制度の前期選抜では、旧前期選抜に当たる出願1校の「独自枠」、旧中期選抜に当たる出願3校の「共通枠」を合わせて出願できる
③「独自枠」では各校コースの特色に応じた試験科目・配点、「共通枠」では共通の試験科目・配点で検査を実施
となります。
これをさらにかみ砕くと、
①試験日程が早くなって一本化、旧来の前期・中期選抜は合体する
②出願できる学校の数自体は変わらない
③「独自枠」は旧前期選抜のような特色系のコースがメイン、「共通枠」は旧中期選抜のようなイメージ
となります。
大きな変更点としては日程ですが、それ以外は概ね旧来の方式に近いような区分けです。
ややこしいですが、詳細は以下のような形になります。
①
京都府教育委員会の発表によれば、現状では2/18・19が試験日の予定とのことです。
例えば現行制度の今年は、前期選抜は2/16、中期選抜は3/6が試験日でした。
現行制度ですと、特色系の学校以外の普通科の多くは「定員の3割だけを前期選抜で募集」していたため、必然的に狭き門となる傾向がありました。
例えば南陽高校の普通科であれば、前期選抜だと目安偏差値63、倍率2~2.5倍程度ですが、中期選抜の場合目安偏差値は59、倍率は1.1~1.3倍程度になります。
「南陽高校の普通科にどうしても行きたい!」という子であれば、当然受験の機会を増やすために前期でも中期でも南陽高校の普通科を志望して受験しますが、目安偏差値や倍率にここまで差が開いていると「前期ではだめだったが中期で合格した」というケースが毎年発生しており、我々としても進路指導の際に「前期で受かったらラッキーくらいの気分でいなさい」と口酸っぱく言い続けていました。
前期の試験日は2/16ですが、発表日が2/24、中期の試験日は3/6になるので、例えば偏差値60ジャストの子は「前期レベルには達していないが、中期であれば超えている」状態のため、前期の試験が終わっても気を抜かずにいつも通りに勉強を継続して実力が発揮できていれば中期で合格できるはずなのですが、前期で落ちてしまって気落ちしてしまい中期で実力が発揮できないケースであったり、逆に前期が終わって気が抜けてしまい、そこから勉強の手を緩めてしまうケースも過去に見てきたからです。
ただ、この制度が「新・前期選抜」であれば、試験日が1日に合体するため、共通枠か独自枠のみで試験を実施するコースであれば、1日の試験結果ですべて埋められることになります。上記の旧制度であった「前期が必要以上に狭き門になる」ようなケースは少なくなる可能性がありますが、逆に言えば一発勝負ですべてが決まるという形式になります。
②
現行制度上であれば、「前期ひとつ」「中期3つ」合計4つ出願できます。(中期は「第一志望第一順位」「第一志望第二順位」「第二志望」の3つ出願できます。これらの違いについてはかなりややこしいのでここでは割愛します)
この仕組み自体は継承されるようで、旧来の「前期ひとつ」→「独自枠ひとつ」、「中期3つ」→「共通枠3つ」に名称が変わります。
現行制度でも「前期と中期を両方出願する」ことはできますが、前期の試験日2/16、中期の試験日3/6と、割と間が空くようなスケジュールになっています。
これが日程が一本化して2/18・19に2日間連続で独自枠と共通枠の試験を行うため、「旧来の前期・中期を両方出願する」ような形式で出願した場合、試験を2日連続で受けに行くことになります。
また、近隣の私立高校試験日が「奈良・2/6」「京都・2/10~12」「大阪・2/10」ですので、試験日程が間延びしない一方で、併願の私立高校と試験日程が近づくデメリットがあります。
③
「独自枠」「共通枠」と名前が変わりますが、実態としては「独自枠=旧前期」「共通枠=旧中期」に近いでしょう。
例えば、旧来前期選抜で定員を埋めていた「南陽高校 サイエンスリサーチ科」といったコースや、工学系といったコースはおそらく独自枠、それ以外の普通科は共通枠で試験実施されると思われます。
共通枠のほうの試験配点は、現状発表されているぶんには「5科×40点満点=200点の学科試験+195点満点の内申点(実技2倍)」とのことですので、こちらも旧中期選抜と変わりません。
ですので、現状であれば日程の変更さえ頭に入れておけばひとまずは概ね対応していける制度変更かと思われます。
どの学校のどのコースがどの枠で試験をするか、や、独自枠試験の配点内容など、まだ詳細の情報が明らかになっていないところもありますので、随時最新の情報を提供できればと考えております。
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