はじめに|平均点の低さだけで判断しない
今回の和泉中学校・中2定期テストでは、英語36.4点、数学44.8点と、主要2教科の平均点が50点を下回りました。ただし、問題を確認すると、極端な難問が多かったわけではありません。英語は教科書語彙と初見長文、数学は連立方程式と一次関数を広く問う構成で、日頃の反復量が得点に表れやすいテストでした。
確認したいのは、平均点の低さそのものではなく、どの段階で失点したかです。単語がすぐに出なかったのか、文章題の式を立てられなかったのか。答案を原因別に見直すことで、次の2学期中間テストまでに優先すべき学習が明確になります。
POINT
大切なのは、平均点と比べて一喜一憂することではありません。「どの分野で止まったか」「なぜ時間が足りなかったか」を確認し、次回までの行動を変えることです。
AVERAGE SCORE
和泉中学校・中2の平均点一覧
まずは今回の平均点を確認します。点数を見るときは、教科間の高低だけでなく、ご本人の答案で「平均点との差がどの単元から生まれたか」を見ることが重要です。
| 教科 | 平均点 | 見直しの視点 |
|---|---|---|
| 国語 | 57.2点 | 根拠を本文から探せたか |
| 社会 | 44.6点 | 用語と流れを関連づけたか |
| 数学 | 44.8点 | 文章題まで自力で解けたか |
| 理科 | 43.4点 | 知識を計算・考察に使えたか |
| 英語 | 36.4点 | 語彙と長文処理が足りたか |
| 5教科 | 235.7点 | 次回の目標を教科別に決める |
OVERVIEW
5教科総評|「分かったつもり」を減らせたか
今回の5教科に共通するのは、難問を一問解ける力よりも、基本事項を広い範囲で正確に使える力が必要だったことです。授業を聞いて理解しただけでは、テスト本番で答えまでたどり着けません。「何も見ずに解く」「間違いの理由を説明する」ところまで練習できたかが分かれ目でした。
知識を覚える
英単語、社会・理科の用語、公式などを短い間隔で繰り返します。
問題で使う
学校ワークを解き、知識をどの場面で使うのかを身につけます。
自力で再現する
答えを閉じて解き直し、正解までの手順を自分の言葉で確認します。
テスト直しは、正しい答えを書き写して終わりではありません。翌日や週末に同じ問題をもう一度解き、何も見ずに正解できて初めて「できるようになった」と判断しましょう。
ENGLISH
英語分析|平均36.4点、差がついたのは語彙力と読解力
出題構成から見える特徴
| 分野 | 配点 | 分野 | 配点 |
|---|---|---|---|
| リスニング | 20点 | 単語・熟語 | 28点 |
| be going to | 2点 | if | 2点 |
| to不定詞(形容詞的用法) | 4点 | 接続詞that | 2点 |
| 長文 | 26点 | 疑問詞 | 16点 |
英語は、単語・熟語が28点、長文が26点、リスニングが20点という構成でした。文法項目だけを合計すると配点は大きくありません。教科書からそのまま出題された単語問題を確実に取れたか、初見の長文でも文のまとまりを追えたかが得点を左右しました。
長文そのものは難しい単語が少なく、内容も極端に難しいものではありません。それでも平均点が36.4点だったことから、原因を「難しい文法が分からなかった」とだけ捉えるのは適切ではないでしょう。単語を見て意味がすぐに出ない、主語と動詞を見つけるのに時間がかかる、疑問詞の問いに合う形で答えられない――こうした語彙力・読解力の不足が重なったと考えられます。
POINT
単語は「見れば分かる」ではなく、英語から日本語、日本語から英語の両方向で即答できる状態へ。長文は毎日短時間でも触れ、主語・動詞・接続詞に印をつけて意味のまとまりを取る練習が有効です。
次回までに進めたい英語の3段階学習
- 教科書の単語・熟語を毎日10〜15分範囲を小分けにし、翌日・3日後・1週間後に再テストします。
- 基本文を音読して語順を定着助動詞や不定詞を例文ごと声に出し、和訳できるか確認します。
- 初見長文を時間内に読む設問を先に確認し、必要な情報を本文から探す練習をします。
MATHEMATICS
数学分析|平均44.8点、広い範囲を「深く」仕上げる力が必要
数学は一次関数と連立方程式を中心に、加減法・代入法・文章題・速さ・割合・個数・関数まで、非常に広い範囲から出題されました。難問は少ない一方で、単元ごとの基本事項を正確に使い分ける必要がありました。
特に差がつきやすかったのは文章題です。連立方程式の計算方法が分かっていても、文章から数量関係を読み取り、何を x、何を y とするか決められなければ式は立ちません。速さ・割合・個数は、問題文の条件を表や図に整理する練習まで必要です。
注意:「広く浅く」1周しただけでは足りません
試験範囲を一度すべて解いて安心しても、解説を見ながらの正解は定着とはいえません。基本問題を自力で解ける状態にしたうえで、文章題や関数の利用を2周・3周と解き直すことが重要です。
数学の解き直しで確認したいこと
- 加減法と代入法を、式に応じて選べる
- 移項・符号・分数の計算ミスを自分で点検できる
- 文章題の数量を表や図に整理できる
- 一次関数の式・表・グラフを結びつけられる
- 間違えた問題を、翌日に何も見ずに解ける
今回の数学は、才能を測るようなテストではなく、基本事項の定着度を見るテストだったといえます。だからこそ、次回に向けては「分からない問題を減らす」だけでなく、「一人で最後まで解ける問題を増やす」ことが点数アップへの近道です。
OTHER SUBJECTS
国語・社会・理科の振り返り方
国語|平均57.2点
5教科では最も高い平均点でした。漢字・語句などの知識問題を落とさないことに加え、記述問題では「何を聞かれているか」を確認し、本文中の根拠を使って答えることが大切です。模範解答との言葉の違いだけでなく、必要な要素が入っていたかを見直しましょう。
社会|平均44.6点
用語を単独で暗記するだけでなく、出来事の原因・内容・結果をつなげて理解しましょう。学校ワークの資料、地図、年表にも目を通し、「なぜそうなったか」を説明する練習をすると、選択問題にも記述問題にも対応しやすくなります。
理科|平均43.4点
重要語句を覚えた後、実験の目的・方法・結果・考察を一続きで確認することが重要です。計算問題は式だけを暗記せず、単位と数量の関係を意識します。間違えた問題は「知識不足」「計算ミス」「読み違い」に分類すると対策が明確になります。
STUDENT RESULT
ブレーン生の結果|演習量を変えて25点アップ
ブレーン和泉府中校に通う中2生の一人は、中間テストの46点から期末テストでは71点へ、25点アップしました。特別な裏技を使ったわけではありません。授業を受けて終わりにせず、授業後にその日の宿題まで終わらせ、理解した内容をすぐ問題演習につなげたことが結果に結びつきました。
25点UP
大切なのはそれぞれの現在地から次の一歩をつくることです。授業直後は内容を最もよく覚えているため、その場で宿題に取り組むと「分かる」を「解ける」に変えやすくなります。
家ではなかなか始められなかった宿題も、授業後に取り組む時間を決めることで演習量が安定しました。
※学習成果には個人差があります。
NEXT TEST
10月中間テスト予想|数学・英語の重点単元
次回の10月中間テストは、これまでの進度から次の単元が中心になると予想されます。実際の範囲は学校から配布される試験範囲表で必ず確認してください。
数学
一次関数+図形
- 一次関数
- 図形
- 合同条件
- 求角
一次関数は式・グラフ・文章題を横断して確認します。図形では、合同条件を正確な言葉で書けること、角度を求める根拠を説明できることが重要です。
英語
助動詞+不定詞+文型
- must / have to
- 不定詞
- 疑問詞+to
- SVC / SVOO
- Reading 1
must と have to の意味・否定形の違い、不定詞の用法、文型の語順を例文で確認しましょう。Reading 1は本文の音読と和訳を繰り返します。
10月は秋祭りと重なります
和泉市では秋祭りの時期と中間テスト準備が重なり、学習時間を確保しにくくなります。例年、準備の遅れが点数に影響しやすい時期です。行事を大切にしながらテストにも備えるには、予定が詰まる前に学習を前倒しする必要があります。
9月中に学校ワークを終えるための逆算
学校ワークを9月中に一度終えておけば、テスト直前を「提出物を終わらせる期間」ではなく、「できない問題をできるようにする期間」に変えられます。これは、和泉中学校の定期テスト対策で特に重視したい考え方です。
OUR APPROACH
ブレーン和泉府中校の定期テスト対策
ブレーン和泉府中校では、テスト範囲をただ説明するのではなく、生徒ごとの答案と学習状況から「次に直すべきこと」を具体化します。和泉中学校の進度を意識しつつ、基本の理解、学校ワーク、反復演習をつなげていきます。
答案から原因を分析
失点を知識不足・解き方・時間配分・ケアレスミスに分け、優先順位を決めます。
授業後まで学習を設計
授業で理解した内容を宿題と演習で定着させ、学習量を確保します。
前倒しでテスト準備
学校行事も見据えてワークの完了時期を決め、解き直しの時間を残します。
ご家庭でできる声かけ
「何点だった?」だけでなく、「どの問題は準備どおりできた?」「次はいつからワークを始める?」と聞いてみてください。結果より行動に目を向けると、中学生本人も次の改善策を考えやすくなります。
FAQ
和泉中学校の定期テスト対策|よくある質問
学校ワークは何周すればよいですか?
回数だけを目標にする必要はありません。まず1周目で分からない問題に印をつけ、2周目はその問題を中心に解きます。何も見ずに正解できなければ3周目へ進みます。「全問を3回」より「できない問題がなくなるまで」が基準です。
英語は文法から勉強すべきですか?
文法も必要ですが、今回の出題では単語・熟語と長文の配点が大きくなっていました。まず教科書の語彙を即答できる状態にし、基本文の音読と短い長文演習を並行すると効果的です。
数学の文章題が苦手な場合、何から始めますか?
先に計算問題を安定させ、その後に文章中の数量を表や図に整理する練習をします。解説を読んだ後は、式を隠して「なぜこの式になるか」を自分の言葉で説明してみましょう。
和泉府中周辺で塾を選ぶときのポイントは?
授業形式だけでなく、学校別の進度に対応できるか、宿題や解き直しまで管理されるか、質問できる時間があるかをご確認ください。体験授業では、お子さまが説明を理解できたか、通い続けられそうかも大切な判断材料です。
SUMMARY
まとめ|次の点数は、9月からの動き方で変えられる
今回の和泉中学校・中2定期テストでは、英語は語彙力と長文読解力、数学は広い範囲の基本事項と文章題の定着がポイントでした。国語・社会・理科も、覚えた知識を問題の中で使える状態まで仕上げることが必要です。
- 英単語は毎日、短時間で反復する
- 数学は文章題まで自力で解き直す
- 学校ワークは9月中に1周目を終える
- 秋祭りを見越して学習を前倒しする
- 点数だけでなく、失点の原因を分類する




