
ブレーンの大学受験2026年共通テスト分析
今年の共通テストは昨年から難化?易化?
大問ごとのテーマ、攻略ポイント、落とせない問題等を
個別指導の先生が解説します!
共通テストとは?
大学入学共通テストは毎年1月中旬の土・日曜の2日間、全国で一斉に実施されます。
国公立大学の一般選抜受験者は、原則共通テストを受験しなければなりません。また、共通テストの成績を利用する「共通テスト利用方式」を採用する私立大学も多くあります。
共通テストの出題は7教科21科目。受験したい学部・学科に合わせて選択・対策をする必要があります。
多くの大学受験生にとって、この共通テストを制することが多くの合格を勝ち取るチャンスとなります。
●出題教科と科目
《国語》国語
《地歴公民》地理総合,地理探究/歴史総合,日本史探究/歴史総合,世界史探究/公共,倫理/公共,政治・経済/地理総合,歴史総合,公共
《数学》数学Ⅰ,数学A/数学Ⅰ/数学Ⅱ,数学B,数学C
《理科》物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎/物理/化学/生物/地学
《外国語》英語(リーディング・リスニング)/ドイツ語/フランス語/中国語/韓国語
《情報》情報Ⅰ
●検定料(2026年1月時点)
3教科以上受験 18,000円
2教科以下受験 12,000円
共通テスト分析公開中!
英語(リーディング)
2026年1月17日(1日目)80分100点満点
●全体の傾向
大問の中のABがなくなり、シンプルに大問1つに長文1つで全8問となった。単語レベル・構文レベルともに難易度に変化はない。語数も減ったか。
| 配点 | テーマ | 難易 | |
| 第1問 | 6 | チャットメッセージ | 平年並み |
| 第2問 | 12 | 学生寮の満足調査 | やや易化 |
| 第3問 | 9 | ヨガ体験 | 平年並み |
| 第4問 | 12 | エコ活動 | やや易化 |
| 第5問 | 16 | 図書館での絵本読み聞かせ | 平年並み |
| 第6問 | 12 | 学生時代の思い出 | やや易化 |
| 第7問 | 16 | 空想することの脳科学 | やや難化 |
| 第8問 | 17 | スポーツギアのテクノロジー進化について | やや易化 |
●第1問(6点)
ネックとなるのは、問2の「second half」の使い方である。あとは全体を3分以内に解けるかが攻略のポイント。
●第2問(12点)
opinionとfactの差に注意が必要。5分以内で解ければ余裕がある。
●第3問(9点)
問2が「文章に登場した順」であることに注意が必要(類似形式で「起きた時系列順」がよく出る。この問の場合は同じことではある)
第2問同様、5分以内で解くことが目安。
●第4問(12点)
やや易化したこともあり、段落ごとにきちんと問を解いていくことが攻略のカギ。
●第5問(16点)
本文中「from various countries」がかかる言葉を間違えなければ問題はない。導入文を読むこと、問3のトピックスを各リコメンドの中から読み取ることが攻略する上で重要。
●第6問(12点)
問3で述べた「起きた順」に注意すること。おにぎり二つは「一つは買った、一つはサービス」であるというカウントをすることを間違えない。
物語が昨年ほどの長さはなく、内容も読みやすい。長くても15分以内に終わらせることを目標にしよう。
●第7問(16点)
テーマ自体がとらえづらく、構文もほかの大問にくらべると少し複雑になっている。また問2・問3は読みづらい本文の中で、読解問題として難易度が高い。
そこまで専門的な用語はないが、用語に対して意味・内容を把握できないと文全体の内容がつかめない。対義語もいくつかあるので、その使用文脈の把握も必要。
●第8問(17点)
大問7が難しかったので時間に追われるが、拍子抜けするくらいに簡単。誰が賛成反対であるのか、どの視点から話をしているのかを整理すれば10分かからない。
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国語
2026年1月17日(1日目)90分200点満点
●単問ごとの分析
| 配点 | テーマ | 難易 | |
| 第1問 | 45 | 芸術論 | やや難化 |
| 第2問 | 45 | 小説。昭和期の家族観・自己の「役割」と「自己が願う道」の判別 | 平年並み |
| 第3問 | 20 | 図と文章に特化した資料読解・整理問題。 | やや難化 |
| 第4問 | 45 | 古文『うつほ物語』(説話) | やや易化 |
| 第5問 | 45 | 江戸時代の日本漢文。 | 平年並み |
●第1問(45点)
問4がネック。他の選択肢問題が「根拠を探せば答えに行きつく」ものなのに対して、「なんとなくそんな事を書いてあったな」と曖昧な判断で選んでしまう恐れのある選択肢ばかりの若干難問。しかし、聞かれているのは「なぜこのように述べるのか」という理由だけのため、複雑に考えすぎない事が重要です。求められた答えのみ、選択する必要あり。
筆者の出発点は、幼少期に感じた「苦手意識(みんなが納得してくれるもの)」と、それに対する「不思議な心地よさ(予測不可能な美しさを目にする経験)」との対比にある。
この「心地よさ」とは、「対象が備えている不思議さのようなものを眺めることで、そこに存在する美しさが自らに近付いて迫ってくる」という経験である。これは、後の「造形行為」=「制作の過程で素材と戯れ、その形や色を変質させていく行為」における「予測不可能な「美しさ」に目が留まる無数の瞬間」=幼少期の追体験に重なる。その上で「にもかかわらず」とし、「わたし一人だけのものではなく、多くの人々」にとって「あらゆる芸術的体験の根源」になるものとしてこのエピソードを述べている。
以上のことから、それらを全て含んでいる②が正解。
①は、「これまでの体験と比較し相対化する」が不適。また、「芸術的体験の多様性」とは本文中には存在しない。
③は、「芸術の根源にも通じる抽象的で他者と共有困難な美的観念」の「抽象的」が不適な表現。加えて、「誰にでも分かるものとして提起」も本文中にない。
④は「これらの体験が個人的な解釈にすぎないと自覚する事」「芸術を主観的な価値を持つものとして説明」が的外れ。人を芸術的行為に駆り立てるのは「そこに美しさを感じた人々の思い」による、という趣旨のことを筆者は言いたいのであり、それが「芸術的体験の根源に関わる」としている点からも明らかである。
第1問 攻略アドバイス
筆者は芸術家で画家。そのため、評論のていを取っていその実は随筆に近い。要約すると「私が画家を続ける理由」と、そこに行きつくまでの「美しさとは」論である。
筆者の「幼少期の遍歴や気付き」と、「芸術家としての作品制作」を対比させ、「美しきもの」がもつ「客観的共有価値」を超えた、「一方的に贈与される「感覚」=交換できない美しさ」に気が付くことが重要。
問1は漢字。例年に比べ簡単です。ここでミスするようならば毎日の漢字練習を軽んじずに行うこと。
問2は内容説明問題。目的語や行動の対象を曖昧なままにしなければ良し。
問3は内容説明問題。ここでは「書かれていないものは選ばない」消去法で確実に〇を。
問4・問5は理由説明問題。共に「幼少期」と「現在」を対比させる必要があり、かつ「そこまで書いていない」選択肢をしっかり消す必要あり。
問6は文章全体を理解していないと選択肢の選別ができません。また、「それっぽい」書き方の選択肢に惑わされる可能性あり。
●第2問(45点)
ネックとなるのは問6。本文として収録されていない箇所を補う必要があり、かつ類似表現の多い選択肢の中の「差異」をしっかり区別し取捨選択する必要がある。さらに、本文とノート内本文を読解する必要も。時間をかければそこまで難易度は高くないが、定められた時間内にそれらを求められるのは受験生にとっては苦痛だったはず。(ここを3分前後でこなせればOK)
ここで問題なのが、〈ⅱ〉の「2種類の本文の照らし合わせ」である(しかもノート内は一部の抜粋だけ)
読み取るべきは「誰だって歩く」「安全な」道を歩くつまらぬ=人生を歩くな、という母の手紙内の文言。母の勝呂に対しての思いが、「この結構な毎日」を受け入れようとしている勝呂本人に「これでいいのか」という迷いを思い起こさせている。
以上のことから、無難な言葉遣いの④が正解。
①は「別居した後も自分を気遣ってくれた」が言い過ぎで誤り。また、この時点では「母を独り死なせてしまった」ことへの思いが後悔であるとは定められていない。
②は「時に行き過ぎた愛情としての独善性や~」の下りが完全に的外れ。
③は「母が責めているように感じる」や「母の教えを守れなかった」が不適。加えて、「恥の意識を突きつけてくる」のような表現はない。
第2問 攻略アドバイス
主人公や主人公の家族(母・父・伯母・主人公の妻子)の立場を理解する必要はもちろんあるが、それ以上に近現代の日本の「家族観」を知識として要求されている。さらに「自己が持つ役割を果たす」ということと「自分にしか進めない道を信じて進む」ことの二つについて、「勝呂の家」ではどうだったのか、それを理解することが必要。
また、問6の二問は問題そのものは決して難解ではないものの、手掛かりとなる本文・ノートの文量が多いため、目標得点が高い時は要注意。20分で解く目安ならば、問1~問4までで8分。問5は時間がかかる人と全く要さない人でくっきり分かれるかと。
やはり「書かれていない、言い過ぎの表現」にしっかり着目する練習をたくさんしてほしい。可能ならば2分。無理でも3分でこなしてほしいところ。
人によっては、本文自体は読みやすい筆調文体であるから、しっかり3~4分かけて読解した方が選択肢の吟味がしやすいかもしれません。
●第3問(20点)
第3問 ネックとなる問題
問1、「読者に感じてほしいこと」という曖昧な表現を「イワシの生存戦略」の伝達に絞って具体化する行為が「修正」。よって、「イワシの営み」に絞っている③が正解。
①は「優雅に漂ったり」や「イワシの美しさや力強さ」が完全に的外れ。
②は「イワシの知恵や工夫」に焦点が当たっている点が不適。確かに生存戦略に知恵や工夫は必要かもしれないが、「不要な情報は障害物として削る」という点に反している。
④は「共生を好む」が不適。好んでいるのではなく、営みそのものであるから。
問3(ⅰ)。二つの資料を読み、比較した上で特徴を把握する必要がある点と、誤りを含むものを選ばなくてはならない点がネック。選択肢内の言葉を吟味・選別する必要あり。
資料Ⅱが5・6歳に向けて「生存戦略の伝達」を、ストーリーを通して感じさせるという内容なのに対し、資料Ⅲは大人向けにマイワシの生態を「時期」「数」「場所」のみを提示して伝えているものである。よって、①「命の危険性」「切迫感をともなう形」と、ストーリー外の言葉を含んでおり、不適。⑥、「生存戦略を理解できるように」が不適。また、「厳しさを強調しすぎないように」とあるのも言い過ぎで不適。
第3問 攻略アドバイス~「出題者の意図」の理解とは~
実用的文章の問題では、まず「出題者の意図」の理解が大前提である。
文章を書く時には、「誰に向けて書くのか」「どんな方向性で書くのか」の二つが定まっていることで、実の伴ったものになる。よって、今後文章を書く時や資料を書く時に必要なこの二つを意識して読解することが大切。
今回、Mさんが得た情報は、①読者層が5・6歳=不要な情報は切り、メッセージを「生存戦略の伝達」に絞る。(=研ぎ澄ませる、と形容)、②「イワシのむれ」という一つのもの(存在)に集中させる。③「生きのびたものが命をつなぐ」=絶えずに生き続ける、という事実の伝達に絞る。…以上の3つ。
ここで覚えておいてほしいのは、「出題者の意図や方向性が異なる(2025年度のように)ことも十分考えられる」、という点である。
本来、資料作成時に大切なのは「余分なものを自己満足で挿入しない」という姿勢にある。見やすい・わかりやすい資料とは、無駄がなく伝達事項がすっと入ってくるようなシンプルなものである。それに基づいて2026年度の実用的文章は出題されている。その年ごと・設問ごとの「出題者の意図」に着目すること。
●第4問(45点)
第4問 ネックとなる問題
問5。形式がやや見慣れないもので、後日譚からの出題は目新しいもの。ただ、選択肢の内容が明確に異なり、正解を導き出すのは決して難しくはないはず。
問3。純粋な内容一致問題だが、最後の2択まで絞ってミスする人が多発したはず。慌てて解いたりせず、節ごとに照らし合わせを。最初の2つは消去法で、最後は照らし合わせでしっかりクリアしたいところ。差の付く一問である。
第4問 攻略アドバイス
例年通りの出題傾向に近いため、そこまで特別なアドバイス等はない。
直前に解いてみるのも良いが、内容的には付属語の学習を終えたあたりで模擬問題として手を付けさせてみたいレベルの問題である。
●第5問(45点)
第5問 ネックとなる問題
問1 前後の文脈からしっかり定めることが必要。一見、よく似ている選択肢が多く、「選択肢ごとの差異をしっかり見つけること」と「本文中の根拠をしっかり探しておくこと」が大切。少し時間がかかっても良いので確実にとるべき一問。
問3 「雖(いへども)」の解釈ができるかどうかで決まる。また、「使(~しむ)」をきちんと読むこと。一瞬、「?」となるような選択肢がそろっているが、正確に読むことで確実に。差の付く一問である。
第5問 攻略アドバイス~注釈に手掛かりあり~
漢文は基本傾向が大きく変わるということが想定しにくい。そのため、文法句法の毎日の学習がやはり得点につながりやすい。ただ、漢文が苦手な生徒さんの中には「知識不足」の方(と、自分を位置付けている方)も多いかもしれない。
そこで、覚えておいてほしいのが、「注釈に手掛かりあり」である。実は、長い文の注釈は毎年何らかの手掛かりやヒントに直結していることが多く、かつ漢文における「対比の対象を定める」際にも有効活用できる。自身の「知識不足」を補ってくれるものが、実は本文注釈に実在している、ということを忘れないでほしい。あなたの味方は先生・学習だけでなく、なんと問題冊子内にもあるのです!
2026年度も、これで問2・問5・問6の正解に近付けるはずです。
●全体の傾向
全体的には、「やや難化(若干難化寄り)」という印象です。
第1問は共通テストおなじみの「志向性」の文章ですが、随筆寄りにも見え、芸術的志向がある程度あれば普遍的解釈がしやすい印象。例年と比べ若干の不公平性を感じました。ただし各設問自体はそこまで難解ではく、根拠を探して解くオーソドックスな解き方でOK。
第2問は2020年度に公表された、遠藤周作先生の未発表原稿からの収録。しかしあくまでテクストとして無機質な出題になっており、作家本人の知識があると逆にミスにつながる恐れも。あくまで本文と問題文を淡々と読解し解答する冷徹さが必要です。
第3問は資料読解だが、表やグラフの類の情報はなく結局文章読解問題に近い(データを活かした解き方ができない)。加えて問題文の筆調文体が分かりづらい所もあり、やや難か。
今後、表やグラフあり・なしの両方の練習を要求されることになったと受け止めています。また、表現の推敲修正を求められる出題は新傾向独特の売りなのでしょう。要練習!
第4問は『うつほ物語』、現代文が変な試みで難しくなった分を埋めるように簡単。問5のみ、本文より後の引用を行う、という珍しい形式でしたが、選択肢の消去法が有効です(選択肢があからさまにおかしく、すぐ見分けられます)。問3がひっかけあり要注意、冷静に満点を狙いたいところです。
第5問は日本漢文で、出題傾向もそこまで変化なし。解釈系の問題がやや易化したのに対して、語彙文法系はやや難しめの問1・3には注意。本文自体はそこまで難しいものではないです。
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数学Ⅰ,A
2026年1月18日(2日目)70分100点満点
●単問ごとの分析
| 配点 | テーマ | 難易 | |
| 第1問 | 30 | [1]集合:数の性質 [2]三角比の利用・三角形の面積 | 平年並み |
| 第2問 | 30 | [1]2次関数:最大値・最小値 [2]データの分析:箱ひげ図・外れ値 | 平年並み |
| 第3問 | 20 | 空間図形 | やや難化 |
| 第4問 | 20 | 確率 | 難化 |
●第1問(30点)
[1]素因数分解を通じて「公約数をもつ」というヒントをうまく処理する
[2]三角比を利用した三角形の面積の算出
●第2問(30点)
[1]2次関数の形状、場合分けの基準を理解すること
[2]分布グラフ、箱ひげ図を正確に読み取る
●第3問(20点)
三角形の五心(内心・重心)、方べきの定理、メネラウスの定理を理解し活用することが重要
●第4問(20点)
リーグ戦、同率優勝を考慮して考える必要がある
3チーム→4チームの変化に対して場合分けに対応していく
●全体の傾向
「誘導に従い、解答に至る流れを確認した後に再度数値を変えた設問を解く」という形式は例年同様の流れ。
第1・2問は、計算量や煩雑さの差はあるものの平易であった。第3問は空間図形の問題を平面図形に書き換え、知識・公式を活用することが求められていた。第4問では中盤以降の設問にて場合分けが多重になる点を踏まえて、数え上げの重複や不足を避ける必要がある。
中盤以降の大問については難度の高い問題になっており、思考の深さ・広がりばかりでなく計算量の多さなどについて考慮すれば、容易に正解できなかったのではなかろうか。
これらのことを踏まえると、日頃の学習においては、公式の利用や典型題の解法にとどまることなく、題意を踏まえて自ら図表をかくなどの作業についても、積極的に取り組む必要がある。
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数学Ⅱ,B,C
2026年1月18日(2日目)70分100点満点
●単問ごとの分析
| 配点 | テーマ | 難易 | |
| 第1問 | 15 | 図形と方程式 | やや難化 |
| 第2問 | 15 | 三角関数 | 平年並み |
| 第3問 | 22 | 3次関数・積分 | やや難化 |
| 第4問 | 16 | [選択問題]数列 | 平年並み |
| 第5問 | 16 | [選択問題]確率分布と統計的な推測 | 平年並み |
| 第6問 | 16 | [選択問題]平面ベクトル | やや難化 |
| 第7問 | 16 | [選択問題]複素数平面 | やや難化 |
●第1問(15点)
円の方程式、共有点(2円の位置関係)、不等式の表す領域
●第2問(15点)
和→積公式の導出、三角関数の最大値・最小値
●第3問(22点)
導関数とグラフの形状、積分を利用した関数の決定
●第4問(16点)
階差数列の利用、一般項の類推と数列の和
●第5問(16点)
標準化、仮説検定
●第6問(16点)
正六角形と位置ベクトル、動点の動く領域
●第7問(16点)
基本的な式変形、複素数が描く図形(楕円)
●全体の傾向
各大問において難度の大きな差については感じられなかった。各ジャンルにおける基本的な考え方を理解し、公式を活用することで対応出る問題が大半であった。
一方で、第1問は絶対値を含む不等式への対応、第3問は指定された面積が等しいことをどう活用するか、第6問は動点の取り方によらず結果が同じになる条件、第7問は実軸と虚軸および偏角の混同を避けるなど、いずれの大問においても、いくつかの設問においては少々踏み込んだ思考や慎重さが求められものであった。
受験生のみなさんは、各ジャンルの典型問題を多く取り組みつつ躓きやすいポイントを把握した上で解答の精度を上げていくことを目指して頂きたい。
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