今年度からは京都府公立高校・新制度入試が始まります!
京都府教育委員会より、今年度からの公立高校入試の変更点が少しずつ公開されています。
この夏以降に京都府教育委員会より確定した情報が出るようですが、ここまで出揃っている内容をブレーン高の原校がわかりやすくまとめました!
「独自枠」「共通枠」って何?
これまで京都府の公立高校入試は「前期選抜・中期選抜・後期選抜」の3回に分かれていましたが、2027年入試からは制度が再編され、「新・前期選抜」と「新・後期選抜」を基本とする新しい仕組みになります。
また、「新・前期選抜」の中には「独自枠」「共通枠」という新しい名称のくくりが出てきて、だいたいここでややこしくなってわからなくなってきますね…!💦
新しい名称もそうですが、旧制度も新制度も大別すると「前期」「後期」の名称なので、いろいろと似た部分もありややこしい制度変更ですが、本記事をご覧になればしっかり理解していただけるかと思います!
重要:この記事は2026年8月17日時点の情報です。
京都府教育委員会の「令和9年度入学者選抜に関すること」のページでは、現時点で入学者選抜に係る情報が「準備中」とされています。今後公表される正式な「選抜要項」等によって内容が確定・更新される可能性があります。新しい情報が公開され次第、随時共有いたします。
1.「前期・中期・後期」から新しい制度へ
現行制度では、
・前期選抜
・中期選抜
・後期選抜
という3回の選抜が行われていますが、2027年からは前期選抜と中期選抜を一本化し、
・前期選抜(独自枠)
・前期選抜(共通枠)
・後期選抜
という仕組みに変わります。
なお、後期選抜は、前期選抜の実施後に相当の欠員がある場合に実施される予定です。(ですので、前期選抜で定員が完全に埋まった等、状況によっては実施されない高校やコースもあるかと思います)
2.新制度の最大のポイントは「独自枠」と「共通枠」
■独自枠
高校・学科の特色に応じて、学校ごとに検査内容や配点を設定する選抜です。
検査には、学校によって、
・統一学力検査
・学校独自の学力検査
・面接
・作文や小論文
・実技検査
・報告書(内申点)
などが組み合わされます。
つまり、当然ですが「独自枠=部活動や面接だけ」という制度ではありません。
高校・学科・方式によってそれぞれ内容が異なるため、例えば3科目入試の場合、必要ない科目が出てきたりするため、志望校ごとの確認と戦略立てがより重要になってきます。
ざっくりいうと、旧制度でいう前期選抜に近い内容になりますね。
■共通枠
共通の学力検査によって選抜する枠です。
共通枠では、国語・数学・英語・理科・社会の5教科による統一学力検査に加え、3年間の内申点資料が判定資料となります。
ざっくりいうと、旧制度の中期選抜に近い内容になっています。
内申点の扱いも、音楽・美術・技術家庭・保体の実技4科が2倍されて合計195点満点になるようで、これも旧制度の中期選抜と同じですね。
3.制度上は最大4校4学科等に志願できる
新制度では、
独自枠:1校1学科等
共通枠:最大3校3学科等
への志願が可能です。
さらに、独自枠と共通枠を組み合わせることができるため、
独自枠1校+共通枠最大3校=最大4校4学科等
に志願できます。
ただし、統一学力検査など、複数の志願先で共通して利用される検査があるため「4校をそれぞれ別々の試験で受験する」という意味ではありません。
仮に4校出願したとして、試験を4回受験しないといけないわけではないのと、志望している高校・コースの組み合わせによってはそもそも同時に出願できない場合もあるため、あくまで制度の理論上、最大4校4学科出願する「ことができる」と考えておくのが良いかなと思います。
4.「内申点がなくなる」は間違い
新制度では、報告書を用いないD方式が設けられます。
しかし、
「2027年度から京都府の公立高校入試では内申点がなくなる」
ということではありません。
新制度でも内申点の報告書を使用する方式が大多数であり、学校・学科・方式によって扱いが異なります。
したがって、
「内申がなくなる」のではなく、「報告書を使わない選抜方式(D方式)も新設される」
と理解するのが正確ですね。
むしろ、現状で発表されている中では堀川高校の探究科、あとは昼間定時制高校の一部のみがD方式を利用するようで、高の原エリアの山城通学圏ではD方式を使う高校はなさそうです。
今まで通り、「しっかり内申点も見られる」と考えておきましょう。
5.統一学力検査は5教科
統一学力検査は、英語・数学・国語・理科・社会の5教科で実施されます。
各教科40点を基本とし、5教科合計は200点です。
ただし、独自枠では学科・方式によって、どの教科をどのように判定に利用するかを高校独自で決めることができます。(例えば「数理科は数学と理科の点数を2倍して加重配点させる」等)
そのため、「新制度では全員が5教科200点だけで合否が決まる」わけではありません。
(これについては、旧制度も同様の仕組みでしたので、特に大きな変更というわけではありませんね!)
6.前期選抜は2027年2月18日・19日の2日間が原則
2027年の前期選抜は、2027年2月18日・19日の連続する2日間を原則として実施されます。
この2日間に、
・統一学力検査
・学校個別検査
を実施します。
学校個別検査には、面接、作文・小論文、実技検査、学校独自の学力検査などがあります。学校によって内容が異なる場合があるので、事前によく募集要項を見てチェックしておく必要があります。
7.新制度で「高校選び」の考え方も変わる
今回の制度変更で重要なのは、高校や学科によって必要科目や判定項目が多岐にわたるため、単純に「偏差値がこのくらいなら、この高校」と考えるだけでは不十分になることです。
ですので、これからは、受験する高校を選ぶのはもちろんのこと、どの選抜方式が自分にとって有利なのかまで確認する必要があります。
例えば、
・5教科の成績が均等に取れている
・特定教科が得意
・面接や作文が得意
・実技や活動実績を生かしたい
など、自身の強みがどこにあるかによって、適した選抜方式は変わってきます。
だからこそ、中3になってから慌てて高校を調べるのではなく、中2の段階、もっといえば中1の段階から志望校選びを見据えて、各高校の特色や入試方式を知っておくことが重要です!
(ブレーン高の原校では、中1の段階から高校入試の話をするようにしています)
8.まとめ
2027年度からの京都府公立高校入試では、
・旧来の前期・中期・後期の制度を新前期と新後期に再編
・新前期選抜に「独自枠」と「共通枠」を新設
・独自枠は1校1学科等
・共通枠は最大3校3学科等
・組み合わせれば制度上は最大4校4学科等に志願可能
・統一学力検査は国・数・英・理・社の5教科
・報告書を用いないD方式も新設(ただしごく一部のみが採用)
・前期選抜は2027年2月18・19日の2日間の予定
という大きな変更があります。
ただし、高校・学科・選抜方式によって検査内容や配点が異なることが、新制度を理解するうえで最も重要なポイントです。
入試制度上の
「自分の強みを、どの高校のどの選抜方式で生かすか」
という戦略立てに加えて、
ブレーン高の原校で最も大事にしているのが
「『将来何をしたいか』の人生設計から逆算して高校を選ぼう」
ということ。
新制度は、単に「入試がややこしく、難しくなる」という変更ではありません。
生徒一人ひとりの個性や能力、志望に応じて、高校を選び、受験する機会を広げるための制度変更ともいえます。
だからこそ、受験生や保護者にとっては、「制度を知ること」そのものが受験対策の第一歩になります。
早め早めに将来のことをしっかり考えて動き出すことが、これからの京都府公立高校入試ではますます重要になります!
【注意】
本記事は2026年8月17日時点で公表されている情報をもとにしています。京都府教育委員会の令和9年度入試ページでは、入学者選抜に係る情報が現在「準備中」とされています。実際の出願・検査・配点等については、今後公表される正式な選抜要項等で必ず確認してください。
参考:
京都府教育委員会「京都府公立高等学校の新しい入学者選抜制度について」
京都府教育委員会「令和9年度入学者選抜に関すること」
令和9年度「前期選抜・独自枠」の概要
新入試制度対策は早めに動き出すのがコツ!
ここまでご説明してきたように、2027年度から京都府公立高校の入試制度は大きく変わります。
特に今回の新制度では、
「どの高校を受験するか」だけではなく、
「どの学科の、どの選抜方式で受験するか」
というところまで考えておくことが重要になります。
また、選抜方式によって必要となる検査や配点が異なるため、単純に「5教科の点数を上げればOK」というわけでもありません。
1.一人ひとりの受験戦略
ブレーン高の原校では、「個人別指導」を大切にしています。これは授業面だけではありません。
もちろん、苦手科目を克服したり、得意科目をさらに伸ばしたりすることも重要です。
しかし、受験ではそれだけではありません。
例えば、
・5教科をバランスよく伸ばす必要があるのか
・特定の教科を重点的に伸ばすべきなのか
・内申点をどのように上げていくのか
・面接や作文・小論文などの対策が必要なのか
・独自枠と共通枠のどちらを検討するのか
志望する高校・学科や現在の成績によって、必要な対策は一人ひとり異なります。
だからこそブレーン高の原校では、
「みんなと同じ勉強をする」のではなく、
「自分の目標に向かって、何をどの順番で勉強するのか」
を一緒に考えていきます。
新しい入試制度だからこそ、早い段階から自分に合った受験戦略を考えておくことが大切です!
2.1年生から始める受験対策
今回の制度変更についての記事でもご紹介した通り、内申点は新制度でも重要な判定材料です。
そのため、高校入試の対策は中3になってから始めればいい、というわけではありません。
特に中1・中2の段階では、
普段の定期テストでしっかり点数を取ること
↓
学校の成績を上げること
↓
将来の志望校の選択肢を広げること
が、そのまま高校受験につながっていきます。
ブレーン高の原校では、定期テスト前の学習はもちろん、普段の授業から学校の進度や理解度を確認しながら、一人ひとりに必要な学習を進めていきます。
「テスト前だけ頑張る」のではなく、
「普段から少しずつ積み重ねて、受験学年になったときに困らないようにする」
ということも大切にしています。
3.必要なところに必要な時間をかける指導
個別指導の大きなメリットは、
一人ひとりの得意・不得意に合わせて学習できること。
例えば、
「数学は得意だけど英語が苦手……」
という生徒と、
「英語は得意だけど数学で点数を落としてしまう……」
という生徒では、当然必要な勉強は違います。
また、
「今は数学を重点的に勉強したい!」
「定期テスト前なので学校の内容を中心に勉強したい!」
「志望校が決まったので、入試問題を意識した勉強に切り替えたい!」
など、時期によっても必要な学習は変わってきます。
ブレーンでは、
生徒一人ひとりの状況を見ながら、その時に必要な学習を考えて授業を行います。
新制度では高校・学科ごとに入試の仕組みが異なるからこそ、こうした「個人に合わせた学習」がますます重要になっていきます。
4.保護者様との情報共有と連携
受験を見据える中で大切なのは、
生徒だけでなく保護者の方にも正しい情報を知っていただくことだと考えています。
例えば今回の制度変更では、
「独自枠と共通枠って何?」
「結局、何校受験できるの?」
「内申点はどうなるの?」
「うちの子はどの高校を目指せばいいの?」
など、疑問に思われることも多いのではないでしょうか。
しかも、今後正式な選抜要項等が公表されることで、さらに確認しておくべき情報が増えてくる可能性があります。
ブレーン高の原校では、
最新の入試情報を確認しながら、生徒・保護者の方と一緒に進路について考えていきます。
模試の結果や学校成績だけを見るのではなく、
「今どこにいるのか」
「志望校まであと何が必要なのか」
「これから何を頑張ればよいのか」
をできるだけ分かりやすくお伝えすることを大切にしています。
「塾に通わせているけれど、今どのくらいの位置にいるのか分からない……」
ということがないよう、保護者の方とのコミュニケーションも大切にしています。
5.「どの高校に行くか」だけではなく、「高校で何をしたいか」
ブレーン高の原校が高校選びで最も大切にしていることがあります。
それは、
「将来何をしたいのか」から逆算して、高校を選ぶこと。
です。
高校は「偏差値が高いから」「家から近いから」「友達が行くから」だけで決めるものではありません。
例えば、
「将来、工学系の仕事に就きたい」
のであれば、
どんな大学・専門学校に進学する?
↓
そのために高校ではどんな勉強をする?
↓
どんな学科・コースのある高校が合っている?
↓
その高校に進学するためには、どの選抜方式を利用する?
↓
今の自分には何が足りない?
というように、将来から逆算して考えることができます。
もちろん、まだ中学生の段階で「将来の夢が決まっていない」という方もたくさんいると思います。
それでも大丈夫です。
「何が好きなのか」「どんなことに興味があるのか」「どんな高校生活を送りたいのか」など、いろいろなことを一緒に考えながら、自分に合った進路を探していきましょう。
新しい京都府公立高校入試、一緒に準備していきましょう!
2027年度から始まる新しい京都府公立高校入試。
制度が変わることで、今まで以上に
「自分に合った高校・学科・選抜方式を選ぶこと」
が重要になってきます。
だからこそ、
「中3になってから考えればいい」
ではなく、
中1・中2のうちから高校入試を意識しておくこと
が大切です。
ブレーン高の原校では、
・一人ひとりに合わせた個別指導
・定期テスト・内申点対策
・志望校に合わせた受験戦略
・高校・学科選びの進路相談
・最新の入試情報を踏まえた保護者面談
などを通して、生徒一人ひとりの「これから」を一緒に考えていきます。
新しい入試制度について、
「うちの子はどの高校を目指せばいい?」
「今の成績で大丈夫?」
「独自枠と共通枠、どちらを考えればいい?」
「そもそも、何から始めればいい?」
など、少しでも気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!
「勉強を教える」だけではなく、
「どんな未来に進みたいのか」を一緒に考える。
それが、ブレーン高の原校の個別指導です。
新しい京都府公立高校入試に向けて、早めの準備を一緒に始めていきましょう!
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